骨伝導イヤホンを手にしてみたら、勝手に思い込んでいた様子とは少し違った…というお話

  『骨伝導イヤホン』と聞いてどのような物を思い浮かべますか?既にお使いの方々はどのような感想をお持ちなのでしょうか?思っていた通りの様子の物でしたか?それとも思っていた物ちは違う印象を受けましたか?



 骨伝導イヤホンを未体験だった私の印象というとは…


・耳に聞こえる空気振動の音はあまり意識させない(静音性が高そう)

・機器の接地面を身体の設置個所に触れることで骨伝導が起こり(?)音を認識できる


 …そんなイメージを膨らませていました。


 作業中、またはワークアウト中や運転中…そんな折に音楽を聞いたり通話に対応したりするための備えに一つ用意しようかな…と思うきっかけがありまして用意しました。


 …で、用意したのがコチラ。きっと『GEOの骨伝導イヤホン』と検索した方が早いんじゃないかと思う位、今あちこちで取り上げられているヤツです。

 型式は『GRFDBCH200B300 NB』、末尾の「NB」へ色識別でネイビーブルーの略かと思います。

 コチラの商品、実にあちこちで高評価を受けていまして、かく言う私もそれらの記事に後押しされて、価格も手伝って半ば衝動的に購入した次第です。

 さて、本当に評判通りの優れた商品なのか…自身初の骨伝導イヤホンを楽しみに使い始めました。


 開封した中身はこんな感じです。本体と取説、MicroUSBケーブルに耳栓(!)…こんな感じです。

 細かなスペック紹介は多くの他の記事にレビュー記事にお任せすることしまして、ここでは私が使ってみた率直な感想を綴らせていただきます。

 前述した私の『骨伝導イヤホン』への認識が間違っている可能性も有りますが、使用しての感想と言う事でお読み頂きたく思います。


良いと感じた点

①開放感

 当然、一般的なイヤホンのように耳を塞がないので圧迫感や自身の声を耳を塞いだ状況で認識し続ける違和感からは解放されます、実に爽快です。


②装着感

 特に耳周りなど、色々と主張したフォルムをしていますが、割としっくりフィットしました。長時間の装着にも堪えられる様子は開放感との相乗効果で快適さすら感じます。


 …と、日常使いする上では実に良い物として設計された形状をしておるのだと思います。

…だがしかし!以降に記載させて頂きますネガティブコメントの数々が、この商品のそもそもの存在意義に疑問感じさせる状況になっています。大変申し訳ありませんが綴らせていただきます。


良くないと感じた点

①音が聞こえ辛い

 これは諸条件でなんとも言えない部分なのかとも思いますが、自身の体感としてはそのような印象です。

 音が視聴という面では、構造状仕方がない事とは思いますが…所謂「低音域」の部分で期待できない様子で音がなります。楽曲も「あぁ、鳴ってるねぇ~」程度の印象です。

 この辺は、例えばエクササイズの場面を想定した場合は、自身でリズムを意識する際の一助にはなるかと思います。が、その程度…と割り切った方が良いと思います。


 通話の場面でも、この機械自体の「骨伝導」方法が故なのか、使用に足る条件の中で聞き取り易い状況を作り出すことができないでいます。相手の会話に意識を集中する事でなんとか聞き漏らさずにいられる…そんな様子です。


 ただ、この問題を解決する方法を一つ発見しました。が…それがコレを使う事。


 そう!耳栓です!Σ(゚Д゚;)アラマッ

 耳栓をする事で、設置部分から聞こえる音の認識がいっきにクリアになります。なるんですけど…ですよ( -᷄ ω -᷅ )

 開封したときにも「何でこんな物が付属しているんだ?」と思ったのですがそういう事だったのかぁ…ってオイ!w

 コレを『本末転倒』と言わずに何というのか!…と。


②音がかなり漏れる

 私の『骨伝導イヤホン』に対する認識が間違っているだけなのかも知れませんが、聞き取り易い音量に調整すると、イヤホン自体を外してデスク上に置いた状態でも音を聞き取る事が出来る程に音が周囲に伝わりますΣ(゚Д゚;)アラマッ

 これだと小型スピーカーを両耳の近くにぶら下げているだけなのでは?と思える程の様子になります( -᷄ ω -᷅ )


③マイクのピックアップが良くない

 これは、通話時に相手の方に指摘された事ですが、「声がこもって聞こえて、聞き取りづらい」との事でした。マイク性能と位置とが関係する事だと思いますが、こればかりはもう構造の問題なのでどうにも解決する方法が…自分が声をはる様に意識するとかしかないかと思います。


 …と言った具合で、この道具をどのような位置付けで使う事にすればよいのか…イマイチ決め切れていないのが実際です。


 例えば…

・着信に気付く事ができれば良い

・耳寂しさを紛らわせる程度に音があれば良い

・カウント程度にリズムを刻むことが出来れば良い

・一人の環境なので多少の音漏れは気にならない


  …などのある程度の割り切りでもって迎え入れる方が良い商品ではないかと思います。


  ここまで割とネガティブ色の強い内容になっているかと思いますが、その後、そもそも『骨伝導イヤホン』とはどんな物なのかが改めて気になりだして、他商品のレビュー等も確認しました。

 高価な物では2万円程の物もあるようで価格艇はさまざまですが、例えば価格3倍にあたる1万円の商品レビューを確認しても…



 …この様な感じです。


 これはもしかしたらコスパの良い商品と言えるノかも知れない…


 より高価な商品はまた別の様子で好評のようですが、3倍の価格を出しても同等の満足度だとした場合は、先述の割り切りの上で購入しさえすれば、かなりコスパの良い商品なのかもしれない…と思える様になってきました。

 事実、私もその価格故に購入している訳です。あとは割り切りの範疇で受け入れることが出来るか否か次第だと思います。


 そんなわけで、今回の


ゲオの骨伝導イヤホン『GRFDBCH200B300』は、人を選ぶ商品


 …という事で結論とさせて頂きます。私自身の初の骨伝導イヤホン体験でしたが、色々と良い経験になったと思っています。私の経験値が皆様の購入判断の一助になることが出来れば幸いです。


 ではここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。


参考動画での使用楽曲

Track: NIVIRO - Memes [NCS Release] Music provided by NoCopyrightSounds. Watch: https://youtu.be/hgXZQfHySDw Free Download / Stream: http://ncs.io/MemesYO



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