【レビュー】話題のキーボード『Logicool G913』は本当に買いなのか?を個人的に検証…というお話


 この度、世間で評判の薄型でワイヤレスなゲーミングキーボードLogicool 『G913』のUSキー配列版にあたる『G915』を入手しました。

 あまりに評判が良いので気になっていたのですが、実売約¥30,000-という価格が割りに合うのか…恐る恐る手を出した次第です。

 果たして、評判通りの『神キーボード』なのか、そして¥30,000-という金額は割に合うのか…。個人的な結論を述べさせていただき、その後に個人的な考察をだらだらと記載していこうと思います。

 では端的に根治的な結論からお伝えします。尚、私の手元にあるのはUSキー版『G915』ですが、以降は便宜上『G913』の型式で統一して記載していきます。


 では改めて…

 この『G913』が神キーボードであるか…という部分ですが、評判に違わぬキーボードだと思います。

 では価格¥30,000-の価値があるか…と言うとそれは『人による』と言わざるを得ません。価値を見いだせる人は個人的にどんな人だと思えるか…。それはずばり

 メイン・サブと2台のPCを常時使い分ける作業を行っている方でキーボードを1台してデスク廻りをスッキリさせたい人

 …だと思いました。とにもかくにも『USBワイヤレス⇔bluetooth』の切り替えスピードと容易さ…このキーボードの価値はこの一点に集約されていると言っても過言ではないと思います。そこを踏まえて…


① 複数のPC又はデバイスを1つのデスクで併用する人

② ①の環境で切り替えを行いながらの作業時間が一日の多くを占める人

③ ①②の条件を1台分のキーボードスペースで行わなければならない人

④ 上記を踏まえて3万円という価格を苦にしない人


…という事になるかと思います。ですのでお勧めできるのは…


・経済的生産性のある作業を行うので価格分の回収が可能な方

・そもそもそれなりにお金に自由の利く方


…に限定されてくるかと思います。間違っても「ゲーミング」の名前だけに釣られてなけなしのお小遣いで購入するような事はしな方が良いです。価格分の幸福を得られず手放す事になると思います。


 …以上が使ってみた私の結論になります。

※まぁ…マウスの事を深く考えるのは現時点ではやめておきましょう。 


 その他の細かな『G913』の優れた部分や機能面の紹介は多くの人気ユーチューバー様を初めとした数多くの方々が動画にて紹介されているので、むしろそちらを観た方が参考になると思いますので割愛します。幾つか下記にリンクはっておきます。

とモヤシさん リアルフォース超えました【ロジクール G913】

ハクさん 【Logicool】薄型でワイヤレスなゲーミングキーボード!?G913が最高すぎる件

超猫拳サン ロジクール最高峰キーボード G913・G813を全軸レビュー!

ららぽんサン 【Logicool】薄型メカニカルスイッチのG913TKLを買ってきました。

たこまるサン 【最高級】¥30,000の高級ゲーミングキーボードの質感が圧倒的すぎた

さっさんサン 【最強決定戦】G913 TKLとAPEX PRO TKLを使い比べて最終的に選んだのは...


 これ以降は、結論部分に加えた個人的な考察になりますので興味あればみていったください。


★優れていると感じる点

 使用中に「USB接続されているのかbluetooth接続されているのか」はキーボード自体のライティング設定で判別出来る様に設定可能で、これは使っているウチに「今どっちに繋がっている?」と迷わなくて良いです。



 右上のコロコロでPC自体のボリューム調整ができるのですが、これが地味に便利です。「何かの折」に慌ててボリューム調整スライダーを誤操作無くピンポイントでクリックしてボリューム0にする…なんて神エイムを発揮できる訳ではない方にとっては、その必要のある状況に陥った際「在らぬ嬌声を漏れ聞かれる事無く」難を逃れるために一役買ってくれる事と思います。


☆イマイチだなぁと感じる点

 デカくて重い。

 キーボードのメインキー以外の周囲に設けられている多機能キーのお陰で本体が一回り大きいです(475mm x 150mm)。少スペース化したいハズなのに本末転倒感が否めません。

 本体重量で約1kg(G913の仕様書曰く1025g)あります。私の所有するロープロフィルキーボードの2倍近くの重量になっています。その分頑丈という事かとも思います。

 以上の事が相まってひょいひょい退かす事がし辛い印象です。写真の様子で片手でひょいを持ち上げるには掴みづらい幅と重量に感じます。さっと退けてササッとデスク上を掃除したい時に取り回しの悪さを感じました。




 低い位置の傾斜スタートが若干高い。

 これは我が儘な感想になるのですが…もう数ミリでも低く設計してほしかったなぁ~との思いからです。基盤やスイッチ類を納めていくとこの辺りが限界値なんでしょうかね?

 そもそも…なぜメカニカルでロープロフィルなキーボードを欲したか、という事になるのかと思います。ロープロフィルキーボードを欲する人は漏れなく手首の負担を緩和させたい人かと思います。なので可能な限り低いポジションを目指す方が良いのではないかなぁ…と思った次第です。『G913』を真横から見たときの一直線のフォルムはスッキリしていて格好良いとは思います。だがしかし!…な訳です。



 白が欲しい!(切望)

 コレも個人的な我が儘で、且つ何に対しても言っている事なのですが「物は可能な限り白にしたい」が故です。



 …以上は、本記事トップ画像の「apple magic keyboard」「Ccooler Master SK650」「Havit HV-KB395L」との比較にて感じてた個人的な感想を含んだ内容となります。


 また今回とは別に、これら4機種を中心としたキーボード比較話なんかを次のタイミングでやってみようかなぁ~なんて事も薄らと考えています。


 ではここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。


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